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2018.09.28訪日外国人、過去最速で2000万人突破

日本政府観光局(JNTO)によると、訪日外国人数の1月からの累計は前年比12.6%増の2130万9000人で、
過去最速で2000万人超えとなりました。

8月までの累計で来日客数が多いのは中国579万5600人(前年比18.7%増)、
韓国521万8300人(同12.0%増)、台湾336万800人(同8.0%増)などです。
前年からの伸び率が大きいのは、ロシア27.2%増の6万900人、
ベトナム26.9%増の26万2000人、スペイン21.5%増の7万9500人などです。

ただ、月別の推移を見ると、2月以降前年比2桁で推移していた来日客数は、
7月に5.6%増、8月に4.1%増と留まりペースダウンが目立ちます。
これは6月18日に発生した大阪北部地震、6月末~7月初旬にかけての西日本豪雨の影響で、
これまで訪日客数の伸びをけん引してきた東アジアの一部で訪日旅行を控える動きが出たことが影響しているとのことです。

さらに、関西国際空港が一時閉鎖されるなどの事態となった台風21号や、
最大震度7の揺れを記録した北海道地震など9月に入ってからも相次いでいる自然災害が、
訪日旅行需要に影響を及ぼす恐れもあります。

しかし、関西国際空港は先週全面復旧し、復旧以降関西国際空港から入国した外国人の数は、
前年比の約97%まで回復していることが分かりました。
一時は人通りがまばらだった大阪も、もう賑わいを見せ元の姿に戻りつつあります。
来月1日には中国の大型連休である国慶節も控えており、さらに賑わいそうです。