10月のインバウンド需要

日本政府観光局(JNTO)の訪日外客統計によれば、訪日外国人観光客が日本に最も多く訪れているのは毎年7月で、
その他にも4月、10月、12月に訪日外国人観光客数が増加し、下がっていくという傾向があることがわかります。

こうした訪日外国人観光客の増加について日本政府観光局は、
中華人民共和国(10/1)および台湾(10/10)の祝日である国慶節や学校の休暇、
クルーズの寄港増加や航空路線の拡大、増便、日本国内での国際会議やイベントなどの影響によるものとしています。
それでは実際に10月に訪日外国人観光客は何を目当てに訪日旅行をしているのでしょうか?

まず、日本の秋の行楽として有名な紅葉ですが、
訪日外国人観光客にとって日本の燃えるような赤、黄色の鮮やかな紅葉は大変人気があります。
特に訪日外国人に人気が高いのが大自然の中で紅葉が楽しめる立山黒部アルペンルート、
圓光寺、貴船神社などの名所が多い京都、関東地方では東京の新宿御苑、青山のイチョウ並木などです。


大阪バス株式会社は、ホテルニューオータニ大阪から、1年で最も観光がにぎわう紅葉の季節「京都」を結ぶ、
直通路線バスを新たに運行、営業開始しました。
訪日外国人観光客の宿泊日数では、訪日全体の日数として7.9日で、そのうち大阪で宿泊したのは3.7日と言われています。
国籍や地域に関わらず大阪以外での宿泊日数のほうが多いことから、
大阪を観光の入り口として使用し、その他の場所でも観光、宿泊を楽しんでいることが伺えます。

また、10月には7月と同様に秋も日本各地で様々な祭りが催されます。
時代祭は、葵祭、祇園祭とともに京都三大祭の一つです。
笛や太古を先頭に、約2000名、2kmに渡る時代行列を楽しむ事が出来ます。
祭儀は10月15日の参役宜状授与祭、21日の前日祭、22日の神幸祭、行在所祭、還幸祭、
23日の後日祭で、メインイベントとなるのが22日の時代風俗行列です。

鞍馬の火祭は京都三大奇祭の一つで、集落各所に焚かれたかがり火の中を、
氏子が松明を持って練り歩いて神社山門を目指すもので、祭事は毎年10月22日(時代祭と同日)の夜に行われます。
交通アクセスが良いとは言えない場所で開催される祭りですが、
その迫力に魅力を感じている訪日外国人観光客が多いようです。

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