インバウンド先進都市、京都に新潮流

外国人観光客が年々増加し、インバウンドの誘客戦略も一歩先を行く、
いわば「インバウンド先進都市」京都では、土産物店や飲食店の新たな動きが注目を集めています。
有名キャラクターの活用や異業種からの参入、外資系企業の進出が活発化。
今までにない魅力を創出し、訪日外国人をはじめとした観光客の心をつかんでいます。

京都をはじめ全国で和菓子店や和雑貨店など約150店を経営する寺子屋は近年、
人気キャラクターのハローキティやスヌーピーを商品のデザインに取り入れた店舗を
中京区の錦市場や東山区の二年坂などの観光名所に開設しました。
今春にはディズニーと契約し、来年の出店を計画しています。

扇子の製造販売を手がける舞扇堂は2013年、クッキーとジャムを販売する店舗「maicoto」を東山区の祇園に開店しました。
看板商品は自社工房で焼き上げた「福々だるまくっきぃ」。
かわいらしいだるまのデザインが人気を集めています。
他にも、京都の素材を活かした食品を販売する「まるん」を市内に5店舗展開し、京都土産として人気を呼んでいます。
異業種からの参入となりますが、その自由な発想が功を奏しているようです。
扇子は秋冬の受注が少なく、売り上げが減少していましたが、今や菓子販売は扇子と並ぶ事業に成長したようです。

スターバックスコーヒージャパンは、京都の二寧坂で、
築100年を超える伝統的な日本家屋を改装した店舗を6月にオープンしました。
入り口に暖簾をかけ、畳の間でコーヒーが楽しめるという、
スターバックスとしては世界初の店舗を作り、外国人にも絶賛されています。

こうした、京都における柔軟な発想から生まれた土産店や飲食店の事例は、
他都市でのインバウンド誘客戦略の足がかりにもなりそうですね。

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