インバウンドバブルに沸く大阪

国土交通省が3月21日に発表した公示地価(2017年1月1日現在)によると、
商業地が+1.4%上昇(2年連続のプラス)、住宅地が+0.022%上昇(9年ぶりのプラス)、
全用途が+0.4%上昇(2年連続のプラス)となりました。

今回も、大都市圏(東京圏、大阪圏、名古屋圏)を中心に商業地の地価は堅調に回復していることが注目されました。
特に、大阪圏の地価上昇が著しく、商業地の「上昇率」では全国上位5位全てを大阪市が占めました。

ちなみに、上昇率第1位は、道頓堀1丁目にあるフグ料理店「づぼらや」前で、直近1年間で+41.3%も上昇しました。
極めて大きな上昇率と言えます。

大阪の商業地価の上昇を支えている最大の要因は、何といっても外国人観光客の急増です。
特に、2015年以降の伸び率が急拡大しています。
実際、大阪の宿泊施設は需給がひっ迫しており、ホテル代は軒並み高騰しています。

ちなみに、東京に立ち寄った「来都外客」は、大阪に比べると、やや頭打ち傾向が見られています。
もちろん、訪日外国人観光客の中には、東京と大阪の両方に行く人も少なくないと見られますが、
大阪の人気が高まっていることは間違いないでしょう。

大阪観光局が実施した『関西国際空港 外国人動向調査結果』によれば、
「訪れた場所」の第1位が道頓堀(難波、心斎橋)の71%、
第2位が大阪城で60%、第3位のユニバーサル・スタジオ・ジャパンはやや差が開いて35%でした。
また、「訪れた結果おすすめしたいと思った」第1位がUSJの82%、
第2位が大阪城の73%、第3位が道頓堀の72%という結果でした。

(出典:大阪観光局 プレスリリース)


大阪府や大阪市が、いかにして来阪外客を伸ばしていくのか、また、減らさないようにするのか、
今後の施策に注目したいと思います。

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